山口あかり園では、新職員採用のこの時期に、人権尊重、自立支援の考え方
にもとづく安全な介護方法、緊急時の救護方法など様々な研修を行います。
　平成23年5月18日、山口市消防本部中央消防署の職員の方に指導を受けな
がら、AED（自動対外式除細動器）による、救急救命訓練を行いました。
 

　
　平成23年5月31日には、利用者にとって安全で、しかも介護者にとって負担の
少ない介護方法についての勉強会を行いました。
 

　
　お互いモデルになって、利用者の方の立場を経験します。
 

　腰痛予防体操にも真剣に取り組みます。
 

　
　山口あかり園では職員の資質向上のため、年間を通して様々な研修を行い、
利用者の方に“安全”で“安楽”そして“自立”した生活を送っていただけ
るよう取り組んでおります。　
 

　山口あかり園は地域の方々のご支援、ご協力によって支えられています。
今回は、最近おいでいただいた皆様を紹介いたします。
　　　　
　　　　
　まずは素敵な踊りのボランティアグループを紹介いたします。春風と共に茜屋出雲流（あかねやいずもりゅう）松風佳会の“春風グループ”の皆様が訪れて下さいました。全国に支部を持つ舞踊の会で、地元平川の九田の館でお稽古を積まれ、市民文化祭での発表や、様々な施設を慰問するなど利用者の方々との交流を図っておられます。
　　　



　続きまして、天理教「山口教区、北山口支部」の皆様です。4月29日 二百名を超える皆様がおいでくださり、山口あかり園や山口リハビリテーション病院の敷地の清掃作業を行ってくださいました。

　　　　
　　　　
　　　　
穏やかな陽光の中、子供さんたちも一生懸命お手伝いしてくださいました。
ご覧頂きましたように、山口あかり園は地域の皆様との交流を活発に行っております。
これからも、いつでもご歓迎します。
 

　　　　「皆様、あけましておめでとうございます。平成２年４月に
　　　　オープンした山口あかり園も２０歳になりました。
　　　　今年も“うさぎの上り坂”の心意気で頑張りますので、どうぞ
　　　　よろしくお願い申し上げます。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　園長　　福嶋太郎

　　　　※“うさぎの上り坂”～≪うさぎは後ろ足が長く、坂を早く
　　　　　　登ることが巧みであることから、持ち前の力を発揮して
　　　　　　一層前進することのたとえ≫

　　　　

　　　　（初雪の後、朝日を浴びる山口あかり園）

　　山口あかり園では各ユニットごとに、クリスマス会や忘年会など
　　年末行事で大忙しです。１２月２４日には、ひなげしユニットで
　　忘年会を開催しました。「今年もお世話になりました」という感謝の
　　気持ちをこめ、職員による二人羽折や笠回しなどの演芸を披露しました。
　　利用者の方からは、「あの笠回しは紐がついちょらーね」と大爆笑でした。

　　　　
　　玄関では営繕職員が門松作りに励んでいます。一つ一つ、職員
　　の手作りで正月を迎える準備が進められています。

　　皆様今年も一年大変お世話になりました。おかげさまをもちまして、
　　山口あかり園では穏やかな年の瀬を迎えております。
　　皆様方におかれましても、お健やかに新年を迎えられますよう
　　心よりお祈り申し上げます。　　

　　　　「葉月会」は昭和６０年に発足した、山口市平川地区で活躍されている
　　　　ボランティアサークルです。平川地区社会福祉協議会への参加・協力や、
　　　　山口市ボランティア連絡協議会への協力など、多様な活動を続けて来られ、
　　　　今年２５周年を迎えられました。
　


　　　　山口あかり園へは、週１回、「洗濯物たたみ」にお越しいただいており、
　　　　毎回３～４名ずつ、１か月あたり延べ１６名のメンバーの方がおいでに
　　　　なります。その際には、洗い終わった利用者様の洗濯物を一枚ずつたたん
　　　　でくださり、仕分けしてくださいます。メンバーの方は和気藹々とボラン
　　　　ティアにいそしんでおられ「ここでメンバーやご利用者と会えることが、
　　　　一番の楽しみ。」と話しておられます。

　　　　 山口あかり園では、様々なボランティアの皆様にご支援を頂いております。
　　　　私共もボランティアの皆様方のご支援に感謝するだけでなく、社会福祉法
　　　　人として地元の方々との交流を深め、地域福祉の拠点としての社会的な役割
　　　　を果たしてまいりたいと考えております。