本日は、11月10日の献立、新潟県の郷土料理を紹介します。
<献立>
・しょうゆおこわ
・鮭の焼漬け
・ふかし茄子
・深雪汁(マタギ汁)
・果物(おけさ柿)
初雪の話題が聞かれるこの頃、中越長岡の雪深き里の食をご紹介します。 しょうゆおこわは、醤油で味付するので茶色となり、小豆でなく、金時豆を入れて 炊き上げる、変わり味の赤飯です。 秋鮭は、白焼きにし、熱いうちに醤油だれに漬け込みました。身が厚く、脂がのって ふんわり食感です。 深雪汁は、本来はウサギ肉を使いますが、今回は手に入りやすい鶏肉で代用し、 根菜たっぷりのけんちん汁は、おふくろの味です。 旬の柿を添えて、立冬ならではの食材をふんだんに使い、体を温めていただきました。
管理栄養士
平成26年度から看取り介護を開始し、10年目となります。その間、50名を超える方の看取り介護、お見送りを行いました。
看取り介護の導入にあたり、看取り介護を行っている他施設へ研修に行ったり、在宅介護にも携わる当園の主治医から看取り介護を行う心構えや家族の気持ち等の話を聞いたり、終末期に関する勉強会を行ったりと繰り返し研修を行い、知識を修得すると同時に職員の負担・不安軽減にも配慮しながらの開始となりました。
10年が経過し、開始に至る経緯を知らない職員も増え、「看取り介護を行う事への慣れ」が生じていたようにも感じ、このタイミングで介護主任が講師となり介護・看護職員・生活相談員を対象に改めて研修を行いました。
そもそも看取り介護の対象となる方はどんな方なのか?
看取り介護開始の流れは?
園の看取り介護の指針には何が記されているのか?
ご家族に看取り介護の確認をする際のポイントは何か…
食事・水分摂取量が大幅に減少する、体重、活動量(眠っている状態が長くなるなど)が低下してくる等の状態変化があれば、ご家族に来園していただき、主治医より現在の状態、今後想定される経過等を説明し、今後どうしたいのかを確認しています。
経管栄養や胃ろう等の延命処置を希望されるのか、
どこで最期を過ごしていただきたいのか、
病院との違いなど施設でできる事と、出来ない事、
あかり園の看取り介護の体制…
これらを伝え、お気持ちの準備と同時に、今後どうするのかを考えていただきます。
ただ、これはご家族の希望を聞くのではなくて、
「ご本人だったらどう思われるか」を想像して返事をいただいています。
当園では、入園の段階から、「食事が食べられなくなったらどうしたいか」「急変時には、延命処置を行うか」等の意向確認をしていますが、状態が変わられた際に改めて確認をし、今後の事を考えて頂いています。
ご利用者の中には、自分の希望・思いを事前に家族へ伝えたり、文章で残されている方もいらっしゃいますが、ほんの一部の方に限られます。
ご本人に確認できる方は、入園後に職員や家族から確認する事もありますが、特養は重度な方が多い為、ご本人への確認が難しいのが現実です。
ご家族にとって、大変難しい選択となりますが、ご本人のお気持ちに寄り添って考えて頂いています。
ただ、この意向はいつでも変更する事が出来ます。あかり園での看取り介護を選択され、対応を開始した後であっても、「いつでも変更できる」ことをお伝えしています。ほとんどの方はそのままあかり園で対応させていただきますが、これまでに数名、意向を変更され病院に移られた方もいらっしゃいました。
看取り介護を行った後に、お一人お一人必ず振り返りを行っています。この度の看取り介護で感じたことを、今後のご利用者との関わり、次に看取り介護を行う際に活かすように努めています。
看取り介護は、特別な事ではなく日々の関わりの延長線と捉えています。
今後も、一日一日、一瞬一瞬の関わりを大切にしてまいります。
11月9日 朝晩、寒さが増し冬の訪れを感じるこの日、だりあ2丁目ではしおり作りを行いました。
職員が準備した赤や黄色に色づいた落ち葉の中から、好みの葉を選び、好きなようにならべていきます。
皆さん、真剣な表情です。
デザインが決まり、専用の機械に通すと…
皆さん、お気に入りの1枚が完成!
今回の行事、働き始めて2年目の職員が企画し実施しました。
不安な様子が見られましたが、事前に自ら試作品を作ったりと入念に準備をして臨みました。
皆さんのこの笑顔が成功を物語っているのではないでしょうか。
お疲れさまでした!これからも素敵な行事を楽しみにしています♪
本日は、10月10日の献立、青森県の郷土料理を紹介します。
<献立>
・ほたてご飯
・お刺身
・生姜味噌おでん
・りんごの酢物
・菓子
ひと雨ごとに秋の深まりを感じるこの頃となりました。 本日の昼食は、本県と対極の地、青森県のご当地メニューです。 青森県をはじめ、北の国で採れる帆立貝の生産は、中国の禁輸措置に伴い、大きな打撃を受けています。支援の動きが拡がる中、今日は、うま味を閉じ込めた“ほたてご飯”にして味わいました。 また、本日は、『いい(1)・お(0)・でん(10)』おでんの日です。“生姜味噌おでん”は、生姜を効かせた赤味噌ダレと、食感が生きた細タケノコが特徴です。発祥は、冬景色の津軽海峡を行き交う青函連絡船で、寒さを凌ぐために工夫され、「ほっと、ふ~っと、じんわりと」をキャッチフレーズに、津軽の人々に愛されている庶民の料理です。 朝夕の急な温度の変化で、体調を崩されませんよう、どうかご自愛下さい。
管理栄養士
山口市の開催は今年で5回目!!
10月28日(土) RUN(ラン)伴に参加しました。
『RUN(ラン)伴』とは、認知症の方と一緒に誰もが暮らしやすい地域作りを提案する活動で、北海道から沖縄まで、認知症の方・家族・医療福祉関係者・地域が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。
「認知症かもしれない・・・どこに頼ったらいいの?」
「自分が認知症になっても、自分らしくこの街で生活したい」
このような声、想いに応えられるよう、山口市中心商店街を行き交う人々にパンフレットの配布など情報を発信してきました。
今年も中村女子高校の福祉科の生徒さんが、元気に積極的に街ゆく人に声をかけてくれていました。そして、今年は井筒屋さんのご協力もあり、看護科の生徒さんによる「血圧測定会」ともコラボすることが出来ました。
今回の参加者の方の会話を目にすることがありました。
『ラン伴・・伴に走る・・伴走・・の意味もあるのだろうね。
認知症当事者にとって介護者はパートナーであってほしい。
「介護してくれる人」「ケアを提供するプロ」ではなく「伴走してくれるパートナーであってほしい」
介護って、ある意味そこまできているのかもしれませんね。』 …と。
ラン伴を通して、私達も考えたり・体験したりと、良い経験が出来ました。
参加された皆様、大変お疲れ様でした。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
- 施設一覧
- 防府地区
- 宇部地区
- 山口地区
- 秋穂地区
- 鋳銭司地区