~『まめ蛙』 健康長寿を願って~
大道地区ひとり暮らし高齢者等の見守り運動の協力
大道地区内のひとり暮らし高齢者等の見守り訪問を、大道地区の社協理事さん、民生委員さん、福祉員さん、友愛訪問員さんが連携を図ってされています。
大道地区民生委員協議会会長さんより「大道地区の関係機関に作文や作品等の作成協力してもらい、ひとり暮らし高齢者のお宅を訪問する際に製作品を手渡し、それをきっかけにしてふれあい、相談等を行う運動をすすめていきたい」とのお話しを戴きました。
その活動趣旨に賛同し、防府あかり園ではご利用者、職員共同で、手芸品を作成することにしました。
何の作品を作るか検討した結果、『まめ蛙』のストラップを作成する事にしました。
カエルには、
・若ガエル ・栄カエル ・よみガエル 等々、
縁起がよく福を呼び込むとの意味合いから、健康長寿を願って仲良く1対の『まめ蛙』にしました。
特別養護老人ホームや軽費老人ホーム、デイサービスのご利用者や職員が、みんなで分担協力して作品作りをしました。
160個の『まめ蛙』を作成して、3月24日に大道地区民生委員協議会会長さんにお渡し致しました。
“4月に見守り訪問をして、喜んで下さった”とご報告をいただきました。最近になって実際に『まめ蛙』のストラップをカバンに着けて下さっている方を見掛け、嬉しくなりました。
このお話しをいただいた事で、地元の皆様が高齢者を支えていかれる地道な取り組みや努力を伺い知る機会となりました。これを契機に各機関と連携・協働を図りながら、安心して暮らせるまちづくりのお手伝いに、微力ながら取り組んでまいります。
<虹のキャラバン>
5月13日(金)「虹のキャラバン」が防府温泉ホーム食堂で開催されました。
“虹のキャラバン”は、「公益社団法人 虹の会」様が全国の老人福祉施設を巡回訪問され、芸能会員の皆さんの歌謡ショーを通じて、楽しみと潤いのひと時を提供する活動をされています。
今回、当園には『黒木じゅん様』、『斎藤あつ子様』がお越し下さいました。
特別養護老人ホームと軽費老人ホームの入居者の皆さん、そして地域の方々、職員とで約160名が集まり、会場は満員御礼でした。
『斎藤あつ子様』は、“みかんの花咲く丘”、“リンゴの唄”、“涙そうそう”などの曲を、披露して下さいました。
『黒木じゅん様』は、“霧にむせぶ夜”、“夜霧よ今夜もありがとう”、“星降る街角”などに加えて、5月18日発売の黒木様の新曲“いのちの花だから”を披露して下さいました。
アンコールの“青い山脈”は、手拍子と共に皆さん口ずさんでおられました。
みかんの花咲く丘”、“リンゴの唄”、“霧にむせぶ夜”、“青い山脈”は特に好評で、昔を思い出してリズムを取られたり、口ずさみながら聞かれ、曲が終わるごとに大きな拍手を送られていました。
「虹のキャラバン」の活動趣旨である、“楽しみと潤いのあるひと時”を入居者の皆さんと地域の方、職員も皆で共有させていただきました。
『黒木じゅん様』、『斎藤あつ子様』、そして「公益社団法人 虹の会」様の益々の御発展と御活躍をお祈り申し上げます。
5月12日(木)の午後、防府あかり園・防府リハビリテーション病院前の県道の草刈を、防府あかり園園長をはじめ、法人本部長・営繕職員・特別養護老人ホーム生活相談員・軽費老人ホーム生活相談員の7名で行いました。
県道の左右両側の約1,300mの歩・車道境界ブロックや、植え込み周辺等に生えた雑草の草刈りをしました。
当日は雲ひとつない好天で、日焼けする程暑い中での作業ではありましたが、車や歩いて通行する地域の方から労いの言葉を掛けて頂いたり、帰宅する小学生や高校生と挨拶を交わし、すがすがしい気持ちになりました。
この地域の交通安全と共に、歩行者や自転車、車で通行する方、地域の方が気持ちよく過ごして頂ける様に、今後も継続して活動を行っていきます。
この度、防府あかり園及び防府温泉ホームで、日本光電様とリコー様のご協力により、両社から講師に来園していただき、4/22に心肺蘇生・AEDの取り扱いに関する研修を行いました。
【防府温泉ホーム】
まずは、スライドとビデオで心肺蘇生からAED使用までの説明をしていただきました。
一通り説明が終わり、実習が始まりました。
実際に、訓練をする事で、万が一の場合にも躊躇せずに早い対応ができる心構えとなりました。
できる事なら使わずに済む事が望ましいと思いますが、利用者様の命を預かる以上、体調が急変した時には、どの職員でも早急な対応ができるように、今後も引き続き研修を行っていきます。
~ 人材から人財へ ~
平成28年度 社会福祉法人博愛会
「新人オリエンテーション」2回目
4月1日に開催した初回に引き続き、2回目の「新人オリエンテーション」を以下の内容で行いました。
参加対象者は、法人各地区の新規採用職員と昨年度の途中に採用した職員の41名です。
4月15日(金)9時30分~17時30分
≪新人オリエンテーション2回目 内容≫
「新任職員研修会」 辻野高廣企画運営本部長
「先輩の体験談」 阪本優 介護職員(山口あかり苑)
花盛正晃 生活相談員(宇部西あかり苑)
~昼休憩~
「接遇研修」 平儀野真紀先生(ティーエスアルフレッサ(株))
「グループワーク」 辻野高廣 企画運営本部長
新任職員研修会
社会福祉法人博愛会 辻野企画運営本部長から“常に利用者の立場に立って考え、そして行動する為には”という内容で研修を行いました。
「法人理念を実践するためにはどう行動するのか」
「自立とは?日常生活とは?その人らしさとは?」など具体的に説明を行いました。
“時間をかけてしっかり御利用者を理解し、100歳になっても明日が楽しみと思える様に、御利用者の想いに添った援助をしていきましょう”と、法人としての考え方を示しました。
先輩の体験談
博愛会の二人の先輩職員が、仕事を通じての体験を語りました。
<有料老人ホーム山口あかり苑 介護職員の阪本優先輩>
<有料老人ホーム宇部西あかり苑 生活相談員の花盛正晃先輩>
看取りの経験を通じて御家族から掛けて戴いた言葉が励みとなっていることや、色々な経験を通じて勉強をさせてもらっていること。そして、現在は資格取得に向けて勉強中であることを伝えました。
二人の先輩は、「私達の新しい仲間として共に頑張っていきましょう」と温かいメッセージを送りました。
接遇研修
ティーエフアルフレッサ(株)の平儀野真紀先生を講師に迎えて、「接遇マナー」研修を行いました。
グループワーク
はじめてグループワークを経験することが多い受講者の為に、グループワーク参加の仕方や進め方について説明をした後、以下のテーマでディスカッションを行いました。
「なぜこの仕事を選んだのか」
「今、自分が考える福祉の心(福祉マインド)とは何か」
「どういう福祉人になりたいか」
辻野企画運営本部長より、“私が思う福祉の心(福祉マインド)とは「共に生きる」こと”と話し、下記の様に具体例を挙げて分かり易く説明をしました。
≪穴の下に落ちている人を救う時、上から穴にロープを垂らして自分で上がってくる様に言うだけでは、助ける事はできない。木にも自分にもロープをくくって、穴の下まで自分が降りて行き、その人と同じ立場に立ってはじめてその人の状態や大変さ、これから上がる壁の高さが分かり、一緒になって頑張ることができる。
そして、ロープは知識や技術であり、ロープが太ければ太いほど安全に助ける事ができるのだから、専門職としてしっかりスキルを身に着ける必要がある≫
“スキルを身に着ける事は時間が掛かるけど、想いを持つ事は今この瞬間からできる”と、参加者一人一人の心に呼びかけました。
研修の最後に福嶋法人常務理事より、法人理念を実践する為、「信頼」「法令順守」「人権尊重」「地域連携」「協働」「自らの健康」を大切にしていきましょうと話しがあり、新人オリエンテーションを終了しました。
新職員の皆さん、お疲れ様でした。
今回、学んだことを意識して“常に利用者の立場に立って考え、そして行動する”を実践していきましょう。
そして、共に仲間として頑張っていきましょう。
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