平成29年度 社会福祉法人博愛会
「新人オリエンテーション2日目」
平成29年4月20日(木) 法人本部のある防府あかり園にて、「新人オリエンテーション2日目」を行いました。
4月3日に行なった1日目に続き、法人各地区の新規採用職員と昨年度途中に採用された1年未満の職員等50名が参加しました。
9時30分~17時30分
≪新人オリエンテーション2日目 内容≫
1、新任職員研修会 辻野高廣 法人企画運営本部長
2、先輩の体験談 原田明日香 介護職員(防府あかり園)
田方勇二 生活相談員(聖和苑)
3、接遇研修 平儀野真紀 先生(ティーエフアルフレッサ(株))
4、グループワーク 辻野高廣 法人企画運営本部長
新人職員研修会
第1日目と同様に、法人の理念である“常に利用者の立場に立って考え、そして行動する”を具体的にどう実行するのかについて、「介護の基本」、「QOLとは」、「その人らしさとは」などの項目で、辻野本部長から説明を行いました。
辻野本部長は、「私達は、利用者の皆様のQOLの向上、生活の質や命の質の向上を支援し、人生の質を高めることに携わっている。今は、技術はなくても意識することは、すぐにでもできる!」
「“相手の想いに沿っているか”、“利用者本意”の考え方がいつも出来ているかを常に意識する事が重要!」
また、「“自分の親を自分が働いている施設に入居をさせたいと思いますか?自分自身が自分の働いている施設に入りたいと思いますか?”の質問に対して、“直ぐに入居させたい。入りたいです”と言える様な施設を私達で作っていきましょう!」
と、呼びかけました。
先輩からの体験談
続いて、博愛会で働く2名の先輩職員から自分の経験や今の想いを伝えました。
<防府あかり園介護職員 原田明日香さん>
原田さんは、知識や経験も殆どなく、不安しかなかったけど、先輩の教えや委員会活動、利用者への支援を通じて、やりがいを感じているとこの3年の経験を伝えました。
そして、「夢は、防府あかり園を笑顔と優しさで一杯にすることなので、一緒にがんばりましょう」とメッセージを送りました。
<聖和苑生活相談員 田方勇二さん>
田方さんは、聖和苑に勤務して5年目になりますが、“利用者の立場に立って考える”ために大切にしていることとして、「感性」「想像力」「疑問を持つこと」を挙げ、担当ご利用者との関わりを通じて学んだ経験談を披露しました。
そして、これからも初心を忘れず法人の理念に沿った支援を心掛けていきたいと熱く語りました。
接遇研修
接遇研修は、今年もティーエフアルフレッサ(株)の平儀野真紀先生を講師に招いて、研修を行いました。
“挨拶は、コミュニケーションの第一歩、心を込めて笑顔で相手より先にしましょう”と様々な接遇の場面で実践しながら、相手がどう感じたかを確認しました。
“挨拶は声を出すということではなく、気持ちを伝えるコミュニケーションであること”を体験を通じて、学ぶ機会となりました。
グループワーク
各地区の主任やリーダー職員がファシリテーター役となり、8グループに分かれてグループワークを行いました。
「なぜこの仕事を選んだのか?」
「今、自分が考える福祉の心とは何か?」
「どういう福祉人になりたいか?」
について、辻野本部長が自身の考え方を伝えた後、グループ内で意見交換を行いました。
2日間に渡る新人オリエンテーションは、参加者の真剣な表情や、生き生きした表情があふれ、日々の実践につながる内容の濃い研修となった様です。
今後は、専門職としてスキルを身に着けていくために、1年目・2年目・3年目とフォローアップ研修を開催していく予定です。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
博愛会職員として、共に頑張って行きましょう!
- 施設一覧
- 防府地区
- 宇部地区
- 山口地区
- 秋穂地区
- 鋳銭司地区