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第5回 施設内事例研究発表会


第5回 施設内事例研究発表会



平成27年11月26日()19:00~20:00まで「第5回 施設内事例研究発表会」を開催しました。今回も特養・デイサービス・ケアハウス・グループホーム・居宅介護支援事業所から合計51名が参加しました。
今回の1事例目として「丁寧な介護 パート2」と題してグループホーム本館が前回のグループホーム新館の発表からの経過を発表しました。
2事例目として「いつかマウンドで」と題して主任生活相談員が「ステップアップケアプランの実践」を施設ケアマネジャーとして発表しました。


 





グループホーム本館の発表では、自分たちの日頃のケアをビデオに撮り、それを職員全員で観て客観的に自分たちのケアを見直すきっかけとした。それからケア向上委員会を中心に職員がビデオを観て「どう感じたか」「これからどうしていかなければいけないのか」「研修後どのようにケアが変わったか」などのアンケートを実施した。しかし100%「よくなった」という回答はできなかた。それはなぜなのか分析した。自分たちのケアの視点をケアプランに置き換えて考えてみると「ニーズに対するプランではなく、現象に対するプランになっていたことに気づいた」そして今の自分たちに今必要な事は「過去を振り返ること、グループホームとは何なのかを本質的に考えていくことでした」と発表しました。

 



2事例目は主任生活相談員が今年1月「吉南医師会・山口市介護サービス提供事業者連絡協議会合同研修会」で事例発表した「いつかマウンドで」と題して「ステップアップケアプランの実践」について話しました。

 

 

この事例は「介護人材QA」に掲載されました。


 

 


利用者のニーズを見つけ、それをステップアップケアプランに当てはめて、長期目標・短期目標を設定し、短期目標を段階的にクリアして行きニーズの達成に導いて行きました。
ニーズを見つけ、ケアプランに立案し、多職種協働で考え、実践していく、そして効果を出し、新たなニーズの発見へと繋がるという過程をわかりやすく話しました。その中でご利用者に「今日が楽しみ・明日が楽しみ・来年が楽しみ」と思ってもらえるようなケアプランとなるようにと、まとめました。


 




最後に園長からの総評では、『ご利用者一人一人が主役になれる日を一日でも作ることが大切。全員が一度に主役になってもらう事は難しいが、一日一人ならなんとかできるのではないか。それを年間通して一人一人が主役になれる日を作っていきましょう。振り返る事が大切といった発表がありましたが「過去を検証し、現在を知り、未来を考える」振り返る道は2本。1本目はこれまで自分が取り組んできた道。2本目はこれまで自分が教わってきた道。まずは自分たちがどこの駅にいきたいのか。どこの駅から出発し、今どこの駅にいて、これから辿りつきたい駅までどうやって行くのか考えて行きましょう。』と研修会を締めくくりました。







投稿日:2015年12月14日